2009年06月10日

感情から逃げている!?(1)

自分が感情を我慢したかどうか,わからないです。

感情の抑圧ってピンときません。

自分が無意識に感情をさけている事例を紹介してみましょう。

今回は,自分の感情は人のせい?,ということについてみてみたいと思います。

(1)学バス混みすぎ!

通学時のバスが混みます。とくに一限授業前はピークで混みます。しかも毎年4,5月は新入生の向学心も手伝って,いつもより混んでいる気がします。

学バスで,詰め込まれてむかつく,となりの人に足踏まれてへこむ,横の女子香水つけすぎ,

などなどいろいろな不愉快になります。この不愉快さを感じないようにするには,他人や周りのせいにするという方法があります。

なんだよ,あいつ押しやがって。
踏むなよ〜。
くっせんだよ〜。
っていうか,バスなんとかして。

人のせいにしておくと,不愉快さを棚上げして,自分が不愉快になるのを避けることができます。本当は,「自分が」知らない人との接触で,相手がどう思うか「不安に感じた」,足を踏まれて「自分が」「痛いと感じた」,苦手なにおいで,「自分が」「嘔吐感をもった」というだけなのですが,それらの感情を無視して,怒りで人と周りのせいにしています。

(2)腹が立つのは友人のせい?

私の友人に,ダイスケくんというのがいます。寮で一緒に暮らしていたときに,腹がたつ彼の習慣がありました。

それは,歯磨きが終わったあと,口のまわりについた歯磨き粉を水で流さずに,タオルで拭きとる,という行為でした。

この行為について私は,

「口ゆすぐついでにきちんと口の周りも水で洗えよ。」「タオルが汚れた歯磨き粉で余計に汚れるやないか」と思っていました。ですからダイスケくんのこの行為に「許せない」という気持ちになっていました。

このとき,私は,「ダイスケのやることが俺を腹立たせるねん」と思っていました。

許せないという感情を感じているのは自分なのに,この感情の原因を人にぶつけています。自分の感情を人のせいにしていて,自分の感情を自分が感じていることを認めていない,ということになっています。

私は,当時自分で洗濯をするのがいやで,タオルを何日も使っていました。ダイスケくんのようなタオルの使い方をすると,確実に洗濯物がたまります。ダイスケくんのタオルはダイスケくんが洗うのですが,タオルを洗うことを考えると,「いやになる」という感情を感じていたわけです。ですが,「いやになる」という自分の感情を無視して,ダイスケくんのせいにしていたんですね〜。

(3)私の人生は親のせい?

私は,大学受験に失敗したときに,浪人をえらばずに第一志望でない大学への進学を決めました。当時,親に金銭的,精神的負担をかけたくないと考えたからです。

進学後,新しい友人をつくれませんでした。何を目標にして生きればいいかわかりませんでした。資格試験や部活に集中するクラスの人達がくだらない(ほんとうはうらやましい)と思っていました。

1年が立つ頃,好きな子にもふられてしまいました。このとき思いました。

「俺がこんな目に会うのは,親のせいだ。親が立派な環境を提供しないから,受験に失敗し,女の子にもふられるんだ!」

これも自分の感情を自分が味わっていることを認めていない現象です。受験に失敗したときに,「悔しい」「将来真っ暗的な不安感」という感情を味わうのは自分なのに,「親のために進学すべき」ということで,感情を無視しています。また,失恋も「男として自信なくした〜」的な落ち込みを感じているのは自分です。ところがその自分の感情を抑圧して,親のせいにしていたんですね〜。

自分で感じることをあえて避けていたんですね(^_^;)とくにいやな感情は気持ちがかき乱されるので,無意識に避けてしまおうとしてしまいます。その感情から逃げる一番簡単な方法は,人のせいにしてしまうことだったんです。

何かいやなこと,腹が立つことが最近起こりましたか?その原因を外に求める前に,本当は自分が何を感じていましたか?
posted by oice at 08:00| Comment(0) | 深イイ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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